クロアチア旅行にチップは必要?<心配事を解決>

クーナ

日本人旅行者が急上昇中のクロアチア。
世界遺産であるドゥブロヴニクの旧市街は海外ドラマロケ地でもあり、海外では大人気の観光地になりつつあります。

さて、そんなクロアチアでは、チップは必要なのでしょうか?

クロアチアのチップ事情を、実際に旅行に行った経験とともにご紹介します。

チップは必須?

結論をまずお伝えしますと「渡さなくても大丈夫」ということです。

チップを渡さなかったからと言って嫌な態度を取られたり、サービスが下がるなんてことはありません。

実際私も、チップを渡さなかったタイミングが多々ありましたが、現地の皆さんはとても親切にしてくれました。

ただ「渡すとすごく喜ばれる」こともお伝えしておきます。

そのため、チップは「サービスが良かったな。」「お礼をしたいな」と思ったタイミングで渡すものくらいに思っていただければいいと思います。

いつ渡すの?

渡すタイミングは主に3つ。

  1.  タクシーに乗った時
  2.  レストランに行った時
  3.  ホテルに泊まった時

この時に「ありがとう」の気持ちで渡します。

いくら渡すの?

前述しましたが、あくまで「気持ち」ですので高い金額を渡す必要はありませんのでご安心を。

ちなみに、クロアチアの通貨は「Kuna(クーナ)」で「kn」という表記をされています。

2019年の6月現在で「1kn=16.5円」程度。
※変動しますので「クーナ 円」などで検索してみてください。

タクシーの場合

タクシーに乗った時、チップを渡すなら5kn~10kn(約82円~164円)程度です。

実際、少なすぎない?はタクシーの場合あまり気にしなくてもよいです。

私たちは、これでジュースでも飲んでください。という気分で渡していました。

そもそも、日本人を乗せたとき、チップ文化がないことも知っているドライバーさんが多いようです。「もらえたらラッキー」程度に思っていらっしゃるようでした。

ちなみに、私がタクシーの運転手さんに渡したのは6回乗った中で2回です。

1回目は長距離バスの停泊所までの移動で利用した時です。

なぜチップを渡したのかというと、こんなエピソードがあります。

私達がバス停着いた時、雨が降ってきました。生憎私達はホテルに傘を置いてきてしまっていました。

すると、その運転手さんは道路の向かいの喫茶店にタクシーで移動した後、その喫茶店で私達のために傘を借りて戻って来てくれたんです。

そのままバス停で一緒に待っていてくれ、最終的にはどのバスに乗ればいいかまで教えてくれました。そして、私達がバスに乗る時、借りてきた傘を「返しとくね」と預かってくれたのです。

その親切がすごく嬉しかったのですが、バス乗車でバタバタしてしまい、ゆっくり話せなったのでお礼にチップを渡しました。

2回目の時は、あまりにも重い我々のスーツケースをおじいさんの運転手さんが頑張って積み降ろししてくれた時に、お礼で渡しました。

手伝いますよ。と言ったのですが、「これは私の仕事だ」といった感じに止められ、顔を赤くしながらも頑張ってくださった姿を見て、お礼をせねば!という思いに駆られたからです。

上記のエピソードで紹介したように、「お礼をしたい」と思ったら渡す感じですね。

タクシーに乗った時は、端数を渡す?

「タクシーに乗った時は、端数を渡す」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

この方法でもOKです。

ちょうど良い金額の端数が出たらおつりを受け取らずにスマートに去るとかっこいいかも(笑)

ですが、私はそんなスマートなことはできません。おつり用意してくれたらなぜか受け取ってしまって…。

なので、そんな時は

  1. 車が止まる
  2. 金額を言われる
  3. お金を渡すと同時に「Thank you」と言ってタクシーから降りちゃう

といった感じで、おつりの用意の時間を作らないという作戦で渡していました。

レストランの場合

クロアチアの海辺レストラン

格式高い高級レストランでは金額の10%をチップとして渡すようです。

でもこちらも「サービス良かったのでお礼したい」って時があればでOKです。「渡さなかった」って人も多いみたい。

通常のレストランでチップを渡したいなと感じたら、「金額の5%」くらいが目安。

200knの海鮮パスタと25knのビールを飲んだなら、

250knの5%=12.5kn

なので、切り捨てして12knくらいですね。日本円にして※約200円程度。

持ち合わせがなければ10knを置いておくくらいでも大丈夫。

また、チップが既に料金に入っているレストランも時々あります。
請求金額の紙を見て入っているか確認しましょう。

入っていれば、払う必要はありません。

ちなみに、テイクアウトの店の場合はチップはいりません。

ホテルの場合

ホテルではほとんどチップを払うことはありません。

良く聞くのは枕元にチップを置いておくこと。
これも5kn~10knくらいで良いと思いますが、置いておかなくても問題なしです。

私の場合、2回連続で同じホテルに泊まった時に「掃除よろしくお願いします」という意味を込めて1日目の夜に5kn程度を置いておきましたが、それ以外ではしませんでした。

また、部屋までスーツケースを運んでもらった等のサービスをしてもらった場合は、感謝の気持ちを込めて10kn程度をチップで渡すことはあるかと思います。

ただし、これも必須ではありません。

私のエピソードになりますが、ハネムーンの時奮発して、少しいいホテルに泊まりました。

その時、スーツケースをスタッフさんが運んでくれたんです。

ですが、クロアチアに来てすぐホテルに来たため、大きなお金しかなく、
チップをどう渡すべきか悩んでいました。

すると、スタッフの方はあっという間に部屋から出て行ってしまい、チップという雰囲気はありませんでした。

やはり、現地の方も「もらえたらラッキー」というスタンスのようですね。

最後に

クロアチアのチップは本当に「気持ち」で渡すものです。

相手に対して「親切にしてもらえたな」「良くしてもらったな」と思ったら渡くらいのスタンスがちょうどよいと思います。

ぜひ、クロアチア旅行の参考にしてください。皆様のクロアチア旅行が良い旅になることを願っています。

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